死んでも言っちゃいけない、10のこと

  • 2009年11月14日
  • 舞台  

トムこと水田君が客演で出演するというので、観にいってきました。
脚本の方が有名な方らしくて(ただ私はよく知らない)ストーリーもすごく面白かったです。



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内容は、ホテルの高層階フロアで起きた火事により取り残された人々が織り成すパニックコメディ。
トムはそのホテルのラウンジで働くアルバイトの青年・遥斗役。
まだ見ぬ父親に会いたくてバイトしてるっていう、なんかもうすっごくいい子。
年齢も19歳だし、笑顔振りまきまくりでトムそのまんまだった(笑)
他に登場する人たちもまたいわくありげな人ばっかりで

・売れてるんだか売れてないんだかわからないお笑い芸人
・名前を間違われるミステリー作家
・金持ちの未亡人
・妊娠中のフィリピン人
・そのホテルで結婚式を挙げようと考えているバカップル
・自殺希望の少女とそれを止めた若干うさんくさい実業家
・不倫のサラリーマン
・アクションスターを夢見る福島なまりばりばりの青年(半裸) …などなど。

んで、そのお笑い芸人がもしかしたらお父さん?ってことに気づいちゃって、向こうももしかして?と思ってしまうからそのあとのふたりのやりとりがもう、ね…君たちいちゃいちゃしすぎ!!(笑)
舞台が近いからどこにいても見えるんですよ、二人がいちゃいちゃしている姿が…!
状況的にはそんなことしてる場合じゃないだろ!て言いたくなるけどでもかわいいんだ遥斗くん。ほんとうれしそうにお父さんお父さん言うからベンジャミン(お笑い芸人の名前)もほだされちゃうんだよ…。
特に「手、握ってもらってもいい…?」て言ったときは私の脳内大混乱。
もう助からないって思ったからすごく弱気になって『お父さん』にすがりたくなって出てきたセリフだってのはわかるんだけど、でもそれにしたってかわいかった…!!

私は大体のシーンでトムばかり観ていてベンジャミンとの絡み以外で面白かったのは、下の階で爆発が起こり照明が消えてフロアが混乱するシーン。
電気がつくと、女性陣が一人を除いてみんなトムに群がっていたのが笑えました。
あとアクションスターを目指す青年がみんなを励ますためにアクションをはじめるんだけど、彼の格好は腰にタオルを巻いただけ(シャワーを浴びようとしたら火事になった)だったので、動いている最中にタオルが取れてしまい、それを隠すトムが真顔で「見ないで!」みたいに手を前に出しているのがシュールで面白かったです(笑)

個人的にトム以外ではうさんくさい青年実業家を演じていた方の演技は自然と引き込まれましたね。どこからどう見ても怪しいのが気になって仕方ない。
それぞれ色んな背景を持つ人たちの集まりだから、ラストに向かっていろいろつながったりわかってくるのがたまらなく爽快でした。
最終的にみんな助かりますがそのためにある人が犠牲になってしまって…それに気づいたときのトムの叫びは、すごかったです。
こういう演技も出来る子なんだ…と、またひとつ魅力を知ることが出来ました。

で、その悲痛な叫びのあとに、エンディングで彼は満面の笑顔を見せるわけですよ。
もうね、この演出がうますぎて…トムの笑顔の威力をわかってる!!って心の中で叫びました(笑)
超至近距離の笑顔同封、最強でしたよ。

そんな感じで、観る前に想像していたよりもずっと深くて面白くてぐっとくる舞台でした。
これは再演があったら観たい…かも。



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